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地域で行う介護予防~いつまでもおいしく食事をするために~

2025-08-12
[リハビリテーション]
注目
広島共立病院リハビリテーション部より、地域での活動のご紹介です。


今回は、当院の言語聴覚士が安佐南区の地域介護予防拠点、通称「通いの場」へお伺いし、 「いつまでもおいしく食事をするために」という誰もが願うテーマのもと、「地域で行う介護予防」についての講演を担当させていただきました。
高齢化が進む中で、地域の方々が自身の口腔機能について深く理解し、口腔の虚弱化、いわゆる「オーラルフレイル」を未然に防ぐことの重要性をお伝えするのが、今回の訪問の大きな目的でした。


当日は、女性ばかり10名程度のグループの「通いの場」にお伺いしました。講演では、パワーポイントを効果的に活用し、栄養摂取の重要性から、誤嚥性(ごえんせい)肺炎や窒息といった食に関するリスク、さらには咀嚼(そしゃく)・嚥下(えんげ)のメカニズムに至るまで、専門的な内容を分かりやすく解説しました。
特に、嚥下造影検査の実際の画像を取り入れることで、視覚的にも「食べる」という行為がいかに複雑で大切な機能であるかを具体的に感じ取っていただけたかと思います。


説明の後は、参加者の皆様と一緒に「かみかみ百歳体操」を実践しました。
この体操は、口腔機能の維持・向上に非常に効果的で、日々の生活の中で手軽に取り入れられるものです。皆様、笑顔で積極的に体操に取り組んでくださりました。体操の最後には、参加者の方から「これで10年は長生き出来るね」という、心温まる、そして私たちが目指す目標が詰まったような感想をいただき、大変感激いたしました。


参加者の皆様の温かい雰囲気に包まれ、言語聴覚士としても非常にリラックスしてお話させていただくことができました。講演中も積極的にご質問をたくさんいただき、オーラルフレイル予防に対する地域の皆様の高い関心と、ご自身の健康への意識の高さに感銘を受けました。

広島共立病院リハビリテーション部では、今後も地域の皆様の健康と笑顔のために、様々な形で貢献していきたいと考えております。
今回の活動を通して、地域のニーズに寄り添い、専門職として皆様の豊かな生活をサポートしていくことの重要性を改めて強く感じました。これからも、地域に根差した病院として、言語聴覚士の専門性を活かし、皆様の「いつまでもおいしく食べられる」喜びを支え続けてまいります。
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