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職員ブログ

DMATと合同で災害訓練!地域の安全を守る取り組み

2024-12-03
カテゴリ:病院行事
注目
今回は、2024年11月30日に行われた災害訓練についてご紹介します。

今回の訓練は、中国地区DMAT連絡協議会実動訓練に病院として参加しました。
広島共立病院が災害拠点病院としての役割を果たすために、 DMAT(災害派遣医療チーム)と合同で実施されたものになります。

DMATとは、災害時に迅速に医療支援を行うために編成された専門チームで、医師や看護師、薬剤師など多職種で構成されています。広島共立病院は、広島県指定の災害拠点病院として、こうしたチームと連携し、災害時における医療提供の中心的役割を担っています。

今回の訓練には、広島共立病院から約30名の職員、DMAT隊員約10名が参加しました。医師や看護師をはじめ、様々な職種のスタッフが一丸となり、広島で大地震が発生したという想定のもとで訓練を行いました。

訓練では、まず外来・入院患者と職員の安全を確認し、院内の被害状況を迅速に報告しました。その情報を基に、勤務可能な職員の把握・配置を行い、近隣の被災者をどれだけ受け入れられるかを瞬時に判断し、適切な処置を行うという流れをシミュレーションしました。今回は上水ポンプの不具合や、道路状況が悪いため消防署の支援を受けられない想定で行われ、限られた状況でシビアに判断していく経験ができました。

このような訓練を通じて、職員一同が真剣に取り組む姿勢は、広島共立病院の強みの一つです。チームワークの重要性を再確認し、実際の災害時に備えた貴重な経験を積むことができました。

広島共立病院では、地域の皆様が安心して暮らせるよう、日々努力を重ねています。ただ医療を提供するだけではなく、地域の安全を守ることです。これからの医療現場では、災害対策やチームワークがますます重要になってきます。
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