広島共立病院では、患者様の安全を最優先に考え、避難訓練を実施しました。今回の訓練では、搬送方法を実体験を通じて学ぶことを目的としました。

訓練では、まずおんぶの仕方やシーツを使った搬送方法を学びました。

シーツでの搬送は可能ではあるものの、非常に持ちづらく、手が滑る危険や災害現場では引きずっての移動が難しいです。

今回は業者からお借りしたデモ機を使用し、エアーストレッチャーでの搬送方法についても実践しました。

エアストレッチャーは取っ手がついており持ちやすく、エアバッグで衝撃も吸収。また背面に防護シートもついているため、階段や災害現場でも引きずり移動ができるとのことでした。

参加者は廊下や階段を実際に上下し、持ち上げる体験を通じて、動けない方を階段で避難させることの難しさを実感しました。

この訓練を通じて、実際の状況を想定した体験ができ、今後の対応力向上に繋がる貴重な機会となりました。引き続き、職員一同、患者様の安全確保に努めてまいります。